YSコンサルタント代表・岡田基良 今日の一言をブログにて公開中

「魂の継承セミナー」vol.5(ダイヤモンドと原石)



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前回の投稿はこちら→vol.4

先代から受け継いだ魂をダイヤモンドに例えます。

まず普通、なかなか、資産は財産だけど、負債を財産と、なかなか人間は思えません。
良い評判は財産だけど、悪評は財産とは、とてもダイヤモンドとは思えません。

でも、もしあなたが誰かに何かを引き継ぐ時に、美味しいものだけ持っていって、
財産だけ持っていって、負債は要らないと誰かに押し付けたら。
もしそうだとしたら、そういう人に、あなたは財産を残そうと思いますか?

もう全部、心が見られてると思ってください。
負債も、資産も負債もそっくり引き継ぐ。そこから、あなたはスタートする。

駅伝で、トップで走ってくるバトンと、中間地点でくるバトンと、
ビリ欠でくるバトンがあるでしょ。でもあなたは、どのバトンでも
あなたは文句も言わないで、それを受けて、ビリだとトップを目指して追い抜いて行く。
そして、後継者により良い位置でバトンを渡していくことをやらねばなりません。

これはですね、ダイヤモンドっていうのは、財産です。あなたの先代が残した
資産と思われるものです。お金。色んな商品、色んな良い評判。

古い言い方だったら、のれんっていう言葉もあるでしょう。
信用という言い方もあるでしょう。

先ほどいった、スキルっていうのもあるでしょう。技術。
本当に一番表面のお金とか土地とか、お店とか。それは一応ダイヤモンドにしましょう。

そして、原石は、負債です。言うならば、借金ですね。借金。悪評ですね。
どちらかというと、マイナスと思われる負債です。
財産はダイヤモンド。負債は原石という捉え方です。ダイヤの原石です。

ダイヤの原石ですから。元になる石ですから。原石もダイヤですね。
このような受け止め方をしたら、全く発想が違ってきますね。

ダイヤモンドは資産のまま渡すと目減りをします。減っちゃいます。
だから更に価値あるダイヤにするということです。
目減りよりも、遥かに貨幣価値も落ちるでしょ。いろんな商品も、上がるでしょう。
そうするとほっといて、お金なら減っていくわけです。
そう思った方が良いわけです。

だからそのダイヤモンドは、より磨きをかけて、より価値あるものに、
あなたが変える。それがあなたの仕事、ということです。

そして、原石。まだ周りに石ころなんかついていて、
その状態の、ダイヤそのものではない。まだ、商品になってない。
負債の部分ですね。借金も財産と言う言葉、よく聞くこともあるでしょ。

借金を本当に財産に変えることは、あなたが思う事ができたら、
本当に財産になるでしょう。お客様のクレーム。クレームを、
単なるクレームのままにするのか、クレームをひっくり返したら、
全部良いものになるでしょ。

例えば、遅いって言われたら早くすればお客さんは喜ぶということです。
汚いって言ったら、綺麗にしたらお客さんも納得するわけです。
だから負債をひっくり返すと財産に変わるわけです。
借金がいっぱいあるっていうことは、借金があるってことは、
借金はそれだけ金を貸してくれた所があるってことは、信用があるってことです。

だからその信用の方を見たら、財産があるってことでしょ。そしたら、その信用を、
更に高めていく、更にそれを活かしていったら、一挙にそのクレーム、
悪評を良い評判に変えることも可能なわけです。
それがあなたの仕事。自分の仕事と思う。

どうですか?段々、あなたの気持ちが変化してきたのではないですか?
原石をダイヤモンドにするのは、私の仕事だと。それが私が託された、先代から。
頼んだぞと、それが本当の魂の遺言だと受け止める。
その、魂の遺言をあなたが受け止める、ということです。

それは、口では、実際の行動では、託されたと思ってなくても、
あなたが託されたと思ってやるのは、あなたの勝手なんです。
あなたがそのように託されたと思ってやることに、誰にも迷惑はかからないわけです。
勝手に思って良いんです。あなたが、託されたと。

例えば、あなたと私の関係で、こうやって話してて。もうあなたが勝手に
佐藤康行に託されたと思って、それをやったって、それは私は嬉しいですよ。
私が頼んでもいないのに。そう思うのは、私も嬉しいし、
その本人もそれで生きてくるでしょ。同じです。あなたの父母、
また先代から託されたと思い込んでやって良いんです。
何故ならば、魂の部分だからです。よろしいですか?

そのように、完全に受け止めてみましょう。ダイヤモンドはより輝きを増させる。
原石磨きをかけて本物のダイヤにする。

(受講生の質問)
「親からは、笑顔とか引き継いでるんですけども、それを更に磨くっていうのは・・・」

 

(佐藤康行の回答) 
笑顔っていうのは、表面でしょう。笑顔っていうのは、相手のためにあるでしょ。
だから、相手に対する思いやり、愛の心、そういう心を受け継ぐんです。
だから笑顔っていうのは、笑顔だけだったらスキルの部分です。
だから、人様に不快な思いをさせないための笑顔というね、
人様に良い心に、安心してもらうとか。安らぎを与えるとか。勇気を与える。

そういう心が、そういう心があるから笑顔を出そうとしてるでしょ。
だからその心の深い所を受け継ぐんです。そしたら、単なる笑顔だけじゃない。

色んな部分がそこから広がってくるじゃないですか。
ちょっとした言葉遣いだったりとか、態度だとか。
そういうものも全部、なってくるでしょ。だから深い部分になると
全てになってくるわけです。でも、笑顔だけだったら、ごちそうになったら
笑顔出すけど、ごちそうさせられたら嫌な顔をする、という
表面になっちゃうでしょ。だから、もっと深いところを受け取れる、
そこの訓練でもあると思ってください。

(受講生の感想)
「気付いたことというのは、ダイヤモンド自体は、わたしはやっぱり、
当たり前に受けとっていて、この肉体もそうなんですけど、
感謝っていうのはしてるつもりだったんですけども、してませんでした。
原石っていうことが、やっぱり借金っていうことが負債と思っていました。

これは私に本当の自分に気付かせたいんだなとか、もっと成長させたいんだなとか、
やっぱり愛なんだなってことで。私なんでそれができなかったかっていうと、
選り好みをしてたんですね。人に対しても、こういうタイミングで来たらいいとか、
こういうタイミングで聞きたいとか、こういうことやりたいっていう、
それができてないというか、それで、本当にそういった、先代の父の思いは、
私は、受け取ろうとしてなかったんだなっていうのを、
本当に申し訳ないって気付きました。ありがとうございました。」

(佐藤康行の回答)
そういうことなんだね。今、受け取ろうとしてなかったって分かったってことは、
今わかったってことは、今バトンを受け取った瞬間だってことです。分かりますね?
今バトンを受けた瞬間、「私はちゃんとバトンを受けていなかった」と、分かったわけ。
だから、分かった瞬間に実はもうバトンを受けたんです。
だから今バトンを受けたんです。そうだね。

あの、○○さん、先日、私の講演会をやってくれて、300人位集めて、
会場満杯でしたけどもね。やっぱりそれ位、人数が多くなると、
まさに選り好みは更に出来ないですね。
私の講演会ですから、もし全然違うことを想像させて、相手に伝えてたら、
話が違うってなるでしょ。だから、沢山やるってことは、選り好みができなくなる。

ちゃんと、分かるように伝えなければ、誤解される。
そういうことをやったから、更に深いところで、
自分の父母に対する思いが理解できたのです。ありがとうございました。

(次回に続く・・・)



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ナビゲータープロフィール

岡田 基良
岡田 基良
YSコンサルタント代表取締役社長。岡田 基良(おかだ もとよし)

1964年、名古屋市生まれ。
関西大学社会学部卒業後、安田生命保険相互会社(当時)に入社。
最下位営業所長だった時に、佐藤康行と出逢い、その指導により、わずか1年足らずで全国1,000営業所中トップとなり、その後も最年少で営業課長・統括営業部長を歴任するなど、13年間にわたりトップを維持し続けた。
本社部門においても、人事部人材開発室において、新入社員教育を担当。また、営業教育部営業研修課においては、全国営業所長の研修を企画・運営し、実績を上げた。
2004年、明治安田生命保険相互会社を退社。
同年、営業コンサルタントとして独立。
2006年、YSコンサルタント株式会社を設立、現在に至る。
著書は、Amazon1位、累計10万部を突破している

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