YSコンサルタント代表・岡田基良 今日の一言をブログにて公開中

「魂の継承セミナー」vol.4(後継者にバトンを渡す)



もしよろしければ、ぽちっとご協力お願いします。


社長ブログ ブログランキングへ



前回の投稿はこちら→vol.3

はい、立って挨拶しましょう。よろしくお願いします。お座りください。
魂の継承・・・継承。ずーっと引き継いでいくということです。
人間の中の本能で、最も強い本能のひとつ。

できたら、永遠に生きたい、死にたくない、できることなら永遠に生きたい、
会社もずーっと、潰れないで、消えて無くならないで、ずーっと残って欲しい・・・

いろんな時代の荒波、色んな社会の変化、色々あります。

しかし、できることなら、永遠に生きたい。死にたくない、潰したくない、という。
だから経営者は会社を潰さないで・・・まあ、繁栄の前に、ずーっと、
ずーっとずっと潰さないで繋いでいきたい、という本能があります。
生きたいという本能。

それは、自分、会社、全部。人間は肉体は必ずなくなります。
それは止める事は誰もできません。そこから逃げることはできません。
嫌でも正面から向かい合わなきゃいけない。会社も寿命があるみたいです。

今から五百年前、千年前の会社は、ほとんど無いに等しいです。
人間は五百年前、千年前の人は、ただの一人もいません。

それでも、最も強いものは、永遠に生き抜きたい、という本能です。

永遠に生きるために、会社も永遠に存続させるためには、継承を上手くやる
ということです。繋いでいく、バトンを繋いでいく。
マラソンに、42.195キロですか。100キロマラソンってありましたけど、
でもそれ以上、走れと言っても走れない。

もし、誰かにバトンを渡して、何百人も何千人もバトンを渡していったら、
何千キロも走ることは可能です。オリンピックの聖火リレー、そうですね。
永遠に走ることも可能です。地球何周でもできます。
バトンリレーが上手くいけば、ずーっとずーっと繋ぐことができます。

そのバトンをお渡しする人は、最初に走った人の目的がはっきりとして、しなければ、
途中からコースを変えちゃったり、逆走したりして、途中で走るのを辞めて、
次の人にバトンを渡すのを辞めたりしたら、途中で切れちゃいます。

でも、バトンを受けた人は、その人にバトンを渡した以上は託さなきゃいけないわけです。
だから途中で走るのを辞めて、逆走したりすると、もうお手上げなわけです。

ですから、一番最初にその走った人の、一番深い思いを受け継いでいかなければなりません。

一番深い思いっていうのは、それを「魂の継承」って言ってるんですけど。
一番深い思いっていうのは、途中でほとんど変わりません。
表面にあるものは常に変わりますけど。

例えばそれが、会社でいうなら、会社を、残った資産です。資産と負債ってあります。
それは、誰が見ても数字で分かるものです。一夜で無くすこともあります。
そして、それをそこまでしたら次に、スキルっていうのがあります。技術。考え方というか・・・、
そういう技術を継承する。資産、負債を継承する。資産、負債も、その人が
途中で博打か何かにつぎ込んだりしたら、全然違う方向になっていく可能性があります。

スキルも時代によって、通用する場合と、通用しない場合と、色々あります。

江戸時代の売り方とか、江戸時代のやり方を、今そのまんまそっくり引き継いでも、
ほとんど通用しないでしょう。

しかし、いつの時代でも、変わらないのは、魂です。
魂を受け継いだら、盤石だということです。そこのところは、なんとなく、
どの経営者も、どの人も何か分かってるようで分からないようで、という世界だから、
あまり表面には出てきません。でも、最も大切だということはどこかで
分かってるかたが多いです。

先ほどの、スキルや資産、負債、目に見えるものは、全て罪にだと・・・船でいう。
船が魂だとしたら、その積み荷が、スキルであり、資産、負債である。
その船の部分、その魂の部分を今日、一日で明確にするんです。

ということです。いっちまえばこれで終わっちゃうんですけども、問題は、皆さんが
「ああ、こういうことなんだ」って、皆さんの本当の魂から理解し、感じ取り、受取、
そしてそれが明日からの行動にまで結びつけて、実践にまず
結びつけるようになれば良いわけです。
それが今日の、今日一日の一番のミッションです。

それゆえに、今のお話を聞いて、大変大事だと、永遠に生き抜いていくための、
大切なことだと分かったら、今日一日はあなたの人生で最も大切な日になるかもしれません。
「この日があったから」と、後から分かってきます。

あなたが今日、本当に魂の底から、感じ取り、理解することができ、
何をやったらいいかも分かってきたとしたら、今日一日は、ちょうど、駅伝でいうなら、
バトンを受けた日だと思って、受けとめて良いです。今日、バトンを受けて、自分が走る。

もしかしたら、今まで、眺めてただけかもしれない。自分がバトンを受け取るものだとは
思ってなかったかもしれない。今日は、ちゃんとバトンを受けて、あなたが走る。
どちらの方向に向かって走るのか。ということを、明確にする日だと、
魂のバトンを受ける日だと。

先代からあなたが後継者、そして更に後継者にバトンを渡す。
中間地点、と思われると、よりミッションが明確になってきます。

先代からバトンを受けて、後継者に渡す。それがあなたの役割です。あなたの使命、天命。
その魂を受け止める。それが分かる瞬間・・・目に見えませんから。

あなたは、最も大切なものを引き継いだことになります。船を引き継いだんだから、
当然その上に、積み荷が乗っかってますから。積み荷だけくれって言ったとしても、
あなたがもし罪にだけ受け取ったとしても、その積み荷の重さで海に沈むでしょう。

先代が、あなたの親の場合もあるし、両親の場合もあるし、そして前の社長とか
創業者とかそういう場合もあるでしょう。どうぞ、あなたが決めてください。
あなたが決めて行くんです。

もし、誰も浮かばないかたがいたら、親から何を引き継ぐのか、先代から何を引き継ぐのか・・・
分からなかったら、一応、例えば、私でもいいです。私は必ずあなたのね、
私の方にひっぱったりはしませんから。あなたの父母、あなたの先代の方に
もっていくようにします。安心してください。あなたを私が好きなように利用しようなんて、
これっぽっちも思ってませんから。

とにかく先代を決めてください。先代を決める。
そしてその先代の魂まで行くため、全部共通します。だから単なる人間の個性の世界じゃ
なくなりますから。だから良いんです。誰でも。

だいぶ前に、今でも活躍してる政治家ですけれども。松下政経塾を出てらっしゃったかたで、
私の本を読んで、一冊目の本を読んで、「感動しました」と。
「松下先生と同じようなことを言ってるかたがいるということがわかりました」と。
「是非、一目お会いしたくて」って訪ねて来た人もいます。
例え誰であろうが、魂まで受け継ごうとしたら、もうその姿勢そのものが、
一番深い所の捉え方をするから、共通してくるわけ。共通してくるわけ。

表面的なものはみんなバラバラです。だから、だれかれじゃなくて、
そんなに拘らなくていいです。

どうしても親を尊敬できなかったら、なかなかその魂を受け継ぐことが
困難な人もいるかもしれない。そしたら最初は、会社の社長とか、
そういうことでも段々、親の本当の本にとか。その一人のことがわかると、
他のことも分かってきます。

例えばもし、あなたが私を、私、佐藤康行を先代にして、魂を理解したら、
きっとあなたは、あなたの父母とか、あなたの会社のトップの人の、
本当の言わんとしてることが、理解しはじめるでしょう。

まず、あなたにとっての、バトンを受け継ぐ先代は誰なのかというのを今決めてください。
「この人を先代にする」と。よろしいですね。その先代からあなたは魂を受け継ぐんです。

(次回に続く・・・)



もしよろしければ、ぽちっとご協力お願いします。



社長ブログ ブログランキングへ

ナビゲータープロフィール

岡田 基良
岡田 基良
YSコンサルタント代表取締役社長。岡田 基良(おかだ もとよし)

1964年、名古屋市生まれ。
関西大学社会学部卒業後、安田生命保険相互会社(当時)に入社。
最下位営業所長だった時に、佐藤康行と出逢い、その指導により、わずか1年足らずで全国1,000営業所中トップとなり、その後も最年少で営業課長・統括営業部長を歴任するなど、13年間にわたりトップを維持し続けた。
本社部門においても、人事部人材開発室において、新入社員教育を担当。また、営業教育部営業研修課においては、全国営業所長の研修を企画・運営し、実績を上げた。
2004年、明治安田生命保険相互会社を退社。
同年、営業コンサルタントとして独立。
2006年、YSコンサルタント株式会社を設立、現在に至る。
著書は、Amazon1位、累計10万部を突破している

関連記事

ナビゲーター 岡田基良

魂の継承 開発者 佐藤康行

商標登録証(登録第560551号)

商標 「魂の継承」

お勧め商品


書籍「社長!二代目の仕事は魂の継承だ」

お勧め商品2


教材「魂の継承経営プログラム」

メディアからの取材履歴(履歴はほんの一部です)

研修導入企業様(事例はほんの一部です)